筋トレは腰痛改善に役立つのか

筋トレというとイメージするのは、私の場合「ベンチプレス」ですw

ベンチプレスは大胸筋の筋トレですから、腰痛改善には関係ありませんが、

まあ、何が言いたいかというと、筋トレというと体に負荷をかけて筋肉を大きくする、というイメージがありませんか?

だから腰痛を治すのための筋トレというと、腰回りの筋肉を太く大きくして腰を固めて支える、というイメージではないでしょうか?

腰痛改善のための腰回り体幹回りの筋トレには、このイメージはあまりふさわしくないのです。

なぜかというと、腰の改善をするには腰を鎧のように固めるのではなく、関節と筋肉を柔らかく動かせるようにする必要があるからです。

そう、腰の具合を改善するには血行を良くするんです。

筋トレだけで腰痛を治すのは難しいと思います。

筋トレよりも、ストレッチをすることの方が大事です。

腰痛を改善するために筋トレをする場合でも大事なことは同じです。

ストレッチのように筋肉を柔らかく動かせるようにするのが腰痛改善の筋トレのキモだと思います。

腹斜筋を簡単に鍛える方法

前回の記事でお伝えした通り、腰回りの筋トレをやるなら腹斜筋を意識したほうが良いでしょう。

腹斜筋はねじりに関係する筋肉ですから、ねじりながら鍛えてゆきます。

昔、腹筋をやるときにボクサーのトレーニングをまねして体を曲げるときに左右に体をひねる動きを混ぜていたことがあります。

あんな面倒くさいことをしなくても大丈夫。

運動不足気味で、トレーニングなんて言葉を聞くのも億劫、なんてあなたにも向いていますw

誰でも簡単に腹斜筋を鍛えるのに最適なエクササイズをお伝えしようと思います。

これをやると、力まずに理想的な腹斜筋を作ることができますし、予備効果として血行が良くなって気分がさわやかになります。

スワイショウという方法です。

やり方は簡単。

ステップ1:肩幅に足を開いてまっすぐ立ち、全身の力を抜きリラックスして両腕をだらんとさせる。
ステップ2:腰を左にひねり、状態は脱力した状態のまま腰の動きについてゆくように徐々に上半身を左に向ける。
ステップ3:両腕をでんでん太鼓のように体に巻き付けるようにして、次は右に腰をひねる。

この繰り返しになります。

参考動画があったので貼っておきます。

手の重みを使って体を連続して左右にひねり続けます。

一切体の力みを無くしてくださいね。

腹斜筋が刺激されているのが分かりますか?

その他、肩の関節、骨盤の仙腸関節など普段動いていないところがボキボキ音がすると思います。

血行が良くなります。

手先が冷えやすい人はこれをやると冬場でもホカホカになります。

末端の冷えを取ることは健康につながりますし、腹斜筋を鍛えることでダイエット効果もあると言います。

3カ月続けていたら10キロのダイエットに成功した、という話もあるくらいです。

このスワイショウは太極拳の準備運動として有名ですが、腕を振ることで末端の毛細血管に血流が増え副交感神経が優位になり、リラックス効果もあるのです。

動画を参考にして、今すぐそこで、3分間でいいのでやってみてください!

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どうですか?

 

ジンジンして気持ちよくなりませんか?

 

これで捻りの運動ができますから、腰にもいいんですよ!

 

夜寝る前にやると、ぐっすり眠れます。

 

是非やってみてくださいね!

 

ありがとうございました。

 

腰痛へっちゃら仙人