腰痛があったら内科の検査を!

人間はヘルニアくらいでは死にはしません。

あなたの命を脅かすリスクを第一優先に対処してください。

あなたのその腰の不具合は、内臓の不具合を知らせてくれるシグナルになっている可能性があります。

私の母は腰の不具合がしばらくありましたが放置していた結果、症状が悪化し、大腸のガンが発見されました。

母の場合、放置していたことが良くなかったので、オペの結果かなり末期の症状でした。

オペ後、治療を続けましたが9か月後に亡くなりました。

私の場合は、腰に違和感を覚えながら過ごしていた時期のある朝、ベッドから起き上がれないほどの激痛とけいれん発作がおこりました。

水も食事も受け付けないほどの激痛が周期的に襲ってくるのです。

そのまま即入院して尿検査をしたら真っ赤なおしっこが。死を覚悟しましたが、精密検査の結果は腎臓結石でした。

私の場合は2日間入院して超音波で結石を破砕して完了でした。。健康体に生んでくれた母親に感謝しました。。。

他にも内臓の疾患が、腰の痛みにつながっているケースが山ほどあります。

血管、膵臓、肝臓、胆嚢など。重篤な病気が隠れている可能性は他人事ではないですよ。

母の場合、もし本人が不具合を自覚した時から検査に行っていれば、もう少し治療の道があったのかもしれない・・・

後悔先に立たず、といいますから、言っても詮無いことです。もう15年も前のことですから、本人もあちらの世界でのんきに暮らして当時の病気の苦労など忘れてしまっているでしょうw

ですが、もしこれをご覧になっているあなたが少しだけでも心当たりがあったら、一度検査をしてみてください。

自分には関係ない、大丈夫だ。

誰もがこう思っているんですよ。

腰痛の原因が内臓にある場合は、倦怠感が伴っていると思います。

仕事の疲れがたまっている状態と混同しがちですから、放置することが多いんですね。

でも、検査をしたことがまだ一度もなかったら、この文章を読んだことをきっかけに検査を受けてください。

どんな検査を受ければよいか?

それは、内臓の状態をチェックするにはMRIと血液検査です。

それ以外にも腰痛の検査はありますが、命を脅かす危険性のあるリスクをチェックするにはMRIと血液検査です。

レントゲンはX線を浴びますから体に良くありません。

X線ががんの原因になっているという人もいるくらいです。私は健康診断を定期で受診しますが、レントゲンだけは毎度断っています。

MRIはX線は使わず、磁気を使いますからそれほど心配はないのです。

しかもX線よりも椎間板や軟骨、靭帯と言った柔らかい組織をはっきりと映し出せるという特性がありますから、臓器の問題個所も同時にチェックできるのです。

血液検査は血小板や白血球の量、腫瘍マーカーをチェックし体内で炎症が起こっていないかをチェックできます。

この二つをやっておけば、体の中の見えないリスクをチェックできますから、ぜひ優先的に受けてほしい検査です。

心よりお願いいたします。

それ以外は後でゆっくりやってください。

 

腰痛へっちゃら仙人