座りっぱなしのミュージシャンの腰痛

あなたは趣味で音楽をやってる?あるいは生業にしている?

私は以前、趣味でバンドを2つ掛け持ちしていました。

私の担当はキーボードだったのですが、その頃を思い返すと気づくこと。。

バンド仲間には腰痛持ちが多かった。

演奏好きは作曲、練習、セッション、、いつでも座り姿勢で、何時間もプレイし続けますね。

ギターにしろ、ベースにしろ、キーボードにしろ、みんな座り姿勢です。

その頃の私は意外にも腰痛を感じることが少なかった。自身20代の頃でした。

どうしてミュージシャンに腰痛持ちが多かったんだろう、と考えました。

ミュージシャンが腰痛になるのは単に座りっぱなしの姿勢が続くという以上に、ほかにもっと重篤な理由がある気がしたのです。

というのも、座りっぱなしの条件は全員同じなのに、腰痛になる人とならない人がいました。

つまり必ずしも座りっぱなしの姿勢が腰痛になるとは言い切れなかったからなのです。

そこで、これまで出会った腰痛ミュージシャンの特徴を思い返したところ、ある共通点が見つかったのです。

腰痛ミュージシャンの共通点とは

そもそも音楽好きには繊細なタイプの男性が多いという気がします。

まあ、私を含めてですが。。。

ですが、繊細な気質のミュージシャンでも、腰痛にならない人もいるわけです。

また喫煙、飲酒の仕方を見ていて、不健康な生活をしている人も多かったですが、直接腰痛に関わってくるかというとそんなことはない気がします。

では、いったい腰痛ミュージシャンの共通点とは何なのか?

それは、私の付き合ってきた方々の特徴に限定されるのかもしれませんが、、

腰痛持ちのミュージシャンの共通点とは、バンドのリーダーやムードメーカーだったのです。

そう、、バンドのリーダーやムードメーカーに腰痛持ちが多かったのです。

メンバーの中には単純に楽器演奏が好きでバンドに参加している人もいました。

そういうタイプの人は自分がプレイをして純粋に音楽を楽しむことだけを考えていますからとてもマイペースです。

ですがそんな個性派ぞろいのバンドメンバーを束ねたり、ムードに気を配る役割の人には、やっぱりストレスがかかっている気がしました。

マイペースに音自体を追求するというよりは、チーム全体でバンドの演奏を成し遂げることにこそ価値を見出しているタイプだと思います。

共調性の高いタイプですね。

全体のバランスに気を配る役回りのリーダーやとりまとめ役には腰痛を持っている人が多かった感じがしました。

私はが現在、「腰痛」というものがある意味、性格や心の持ち方に大きく起因している、と考えているのには、実はこんな背景があるのです。。

 

音楽好きの腰痛持ちを改善する方法

そんな気配りやさんのプレイヤーが腰痛を改善する方法を考えてみました。

それは、時には頭を空っぽにして体を使って音を聞き、奏でることではないかと思います。

メンバーの人間関係のことはプレイ中は完全に忘れて、音に酔いしれる時間を作りましょう。

体を使って音を聞き、、などとはかなり抽象的ですが、好きな女の子を優しく包み込むような柔らかい気持ちになって音楽を純粋に楽しむんです。

なぜならそれが、あなたがバンドに参加した本来の理由であるはずだからです。

まあ、性格を変えろ、というのは無理ですから、まずは音の聞き方を変えることで、身体への意識を変えてゆく。

柔らかい気持ちになって音を楽しむと、腰が勝手に動き出しますw

腰が動くから、音楽は楽しい。

腰は動かすんじゃなくて、勝手に動く。腰は音を聞く、奏でるために勝手に動く器官です。

頭を空っぽにして、少しイッちゃった感じで、心を解放してあげましょう。

腰には良いし、気分も明るくなりますよ。

 

以上、腰痛ミュージシャンの勝手な心理分析と処方箋でした・・・

 

ありがとうございます。

 

腰痛へっちゃら仙人