あなたは本当に腰痛持ちですか?
ちょっと、きびしめの話をします。
腰痛で苦しんでいるあなたを突き放す話になるかもしれません。
「ふざけんな!お前に俺の苦しみの何が分かるっていうんだ!!」
今先の文章を読み続けると、どんどん気分が悪くなり、怒ったあなたはスマホのページを閉じてしまうかもしれません。
でも、大事なことなので、お話ししておきます。
昔の弱い自分を、ここにさらけ出したい、という思いもあります。
これから先の文章で責めるのは、当時の私の弱い心です。
腰痛で苦しんでいるふりをしていた、弱い私自身です。
あなたは今、
仕事でも、趣味でも、何か上達したいもの、成功を収めたいものに本気になっていますか?
もしかすると、当時の私と同じように、全力を出さずに、無難に、失敗しないように、あるいは怒られないように生きていませんか?
実は、私たちが実力に自信がなくて、言い訳できるポジションが腰痛だったりします。
「私は腰痛だから。本調子じゃないから。。」
失敗の言い訳には格好の逃げ込み場所。それが腰痛だったりします。
あなたにとって腰痛は辛いけど、実は、居心地の良い避難場所だったりしていませんか?
本気で取り組んでいますか?
他人と心を開いて付き合っていますか?
あなたの腰は、本当に痛いですか?
仮にあなたの腰痛が心因性のものであったとしても、
実際に、腰は痛んでいると思います。痛みを感じていると思います。
腰とは、様々な神経が通っていて、内臓があり、背骨があり、体の要であり、肉体と精神の交差点です。
痛くなりやすい箇所です。
ちょっとした衝撃がきっかけになることもあるし、ストレスや、逃げる心が原因であることもあります。
もしかして、
腰の悪さがなくなったら、あなたにとって不都合なことがありませんか?
素のままのあなたが評価されるのは恐ろしくないですか?
人からの同情が欲しくはないですか?
どんなにリフレッシュしても、整体に通っても、入念なマッサージを受けたとしても、
その痛みにいることをあなた自身が選んでいるとするなら、腰痛から抜け出せるわけはないんです。
というか、腰痛から抜け出す気持ちなんてないんですよ。
心因性の腰痛が増えている現状。
物理的な要因であることの方が少なく、8割以上の腰痛が原因不明であるという事実。
「ストレス」
こう言ってかたずけてしまうのは、簡単。というか、卑怯。
実は、辛い自分の中に居続けたいという、心理がそこに働いている可能性がある。
病院へ行っても、患者は医者からここまで心理をえぐりだされることはない。
医者は「ストレス」と言う。
すると、患者のあなたはその言葉を信じようとする。
ところがその実は、自分が辛い状態でいることの方が、自分にとって都合の良い場合がある。
これが、根深い「心因性」。
私は、心因性の腰痛をこのように分析している。
では、そんな腰痛、
つまり、自ら好き好んでその道を選んでいる心因性の腰痛の場合、そこから抜け出したいという言い方はおかしい。
問題を抱えている本人に解決する意思がないくせに、抜け出したいという表現はおかしい。
では、痛みからは解放されたいのだとしたら、どういう言い方が適切か。
それは、、
「腰痛以外にほかの逃げ場所が欲しい」ではないだろうか?
心因性の腰痛とおさらばする方法
腰痛の話とはずいぶん違うことを語ってしまっている。
だが、あなたの腰痛の原因を「ストレス」の4文字で自分を納得させようとしてきたのだったら、今一度冷静に考えてほしい。
慢性的で、原因不明であり、心因性の腰痛の可能性が高いのであるならば、自分に問いただしてほしい。
「今やるべきことは何か?」
そして、1カ月間くらい、そのことだけ真剣に取り組んでみてほしい。
もしあなたの心の中に、当時の私と同じように、何かの影に隠れた弱い自分を発見できそうだったら、この忠告はかなり効くはずだ。
仕事でも、スポーツでも、何か特定のあなたの力を全力で発揮し、結果を出さなくちゃならないこと。
それを正直に見出して、正面から向き合ってみてほしい。
あなたの人生を実現する方法の答えは、逃げ場所には書かれていない。
実際に硬くなってしまった腰自体が問題なのではない。
腰は、ストレッチで自分自身で緩めればよい。
物理的に体に優しい寝方の工夫も自分でできる。体を休められるように睡眠をとればよい。
とにかく人を頼らない。あなたの中に逃げ場所を求めるような行為や気持ちがないかを見直すことだ。
今日の話は「それをいっちゃあ、おしまいよ!」って話かもしれない。
気分を悪くされたのなら、ごめんなさい。
だけど、腰痛は自分で治す、と決めた以上、この話をうやむやにはできないので、思い切ってお話ししてみました。
最後までありがとうございました。
仙人