立ち上がるときに腰をたたくのは?
デスクワークを長時間やっていると、立ち上がるときについ腰をトントン叩いたしまうことってありませんか?
そんなデスクワークが原因の腰痛を解消するストレッチをご紹介します。
私はしょっちゅうデスクワークで腰痛になり、会議などでは30分以上座っていられないことがあります。
そんなときは自宅に帰ってからこのストレッチをやっていますし、このストレッチをやると腰が楽になります。
是非試してみてください。
デスクワークの腰痛専用ストレッチ
デスクワークで起こる腰痛というと、椅子に座ることで体がくの字に屈曲しており、腸腰筋が長時間緊張状態にあったことが原因です。
体をくの字にしていると腸腰筋は縮んでおり、緊張状態にあるわけですから、これを逆に伸ばしてやるのが、デスクワークの腰痛ストレッチになります。
ではこの縮んで硬くなってしまった腸腰筋を効果的に伸ばすにはどうすればよいか。
では、右の腸腰筋を伸ばすステップです。
ステップ1:まっすぐ立ち、左足は前に一歩踏み出して膝を90度曲げ、右足はひざを床に付いて後ろに伸ばした体勢になる。
右ひざが床に押し付けられて痛いので、クッションを敷いてください。
ステップ2:右足の甲の面までをべったり床に付けながら上体を真っすぐにし、両掌は左腿の上に置く。
ステップ3:体重が右太もも付け根の前面に落ちることを意識しながら、ヘソを突き出すように上体を前に出す。
ステップ4:この状態で深呼吸6回分維持する。
これを左右両方やってみてください。
硬くなっていた腸腰筋を伸ばすことで、長時間のデスクワークで起こる腰痛を軽減させることができます。
デスクワークの後に腰をトントンやるのはなぜ?
硬くなった腸腰筋を拮抗する脊柱起立筋で伸ばそうとするときに負荷がかかるからですね。
縮んで硬くなった筋肉を逆側についている筋肉の力でもどそうとしているわけですから、そりゃあ相当な力が腰にかかってきます!!
すると、ついトントン叩いてしまう、ということです。
ということは、トントン叩いたり、負荷がかかっている脊柱起立筋を揉んだりすることが腰の辛さを解消することにはなりませんね。
原因は、腸腰筋の緊張状態ですから、かたくなった腸腰筋を柔らかく伸ばしてあげる必要がある、という理屈ですね。
私たちは、腰が痛くなると、ついつい、痛くなった場所だけに意識が向きがちですね。
この時は縮こまっていた腸腰筋が悪さをしているわけですから、腸腰筋の方を緩めてあげることの方が効果的ですよ。
ありがとうございました。
腰痛へっちゃら仙人