腰痛の原因を調べる方法

どうして腰痛がひどい時と、何も感じない時とがあるのか・・

腰の調子の良い日もあれば、立っているだけで辛くなる日もある。。

重い荷物を持った訳でもないのに、腰の張りが尋常じゃない・・・

腰の症状は様々ですが、その原因がまるで分らないことってないですか?

知恵袋で「腰痛」で検索してみたら、腰痛の原因を探っている人が意外に多くて、同じことで悩んで切る人口が多いことにホッとしたことがあります^^;

原因を知ったからと言って、腰痛が軽くなるわけでもありませんが、

自分の体の自由が効かなくなってくる原因を知ることができれば心理的に楽ですし。

私のこのブログでは、腰痛は自分で治すもの、というコンセプトでお伝えしています。

しかしそれは、「慢性腰痛」の場合です。

慢性腰痛の場合は、痛みの原因が特定できないケースが8割です。

だから最近一部では、腰痛が心因性の疾患だといわれているのです。

今日お話ししたいのは、それ以外のケースについて。

このブログの内容を参考にして「よし!自分で治してみるか!」と思っていただいたあなた。

ありがとうございます!w

でもその前に、検査をしたことはありますか?

腰痛の原因を調べたら意外な事実発見

私の母は、50代後半から重い腰痛に悩まされていました。

腰痛の原因はわかりませんでしたが、マッサージなど、人から施術されることが嫌いな人間なので、「年取って血行不良が原因だろう」と思い、自分でストレッチをしたり、温めたりして痛みをしのいでいました。

ところが、60歳の誕生日を過ぎたころ、腰痛とともにお腹の張りがひどくなり、原因を調べることにしました。

そして大腸内視鏡検査を受けるために下剤を服用したところ、排便ができなくなり入院しました。

精密検査の結果、腫瘍を発見し、即手術し検査した結果、末期ガンだったのです。

1000人に5人しかいないと言われるスキルス性大腸がんでした。

術後、先生から余命3カ月から6カ月を宣告され、私たち家族はあまりにも突然で頭が真っ白になったのでした。

腰痛の原因は大腸にあった癌の仕業だったのです。

質の悪い癌腫だったため、薬の治療をするしかないといわれ抗がん剤の投与が開始されました。

免疫療法を併用して、体の維持をしながら治療を続けることができました。

治療中、母とは様々なことを語り合いました。

命を意識した母とのやり取りでした。

私は自分の人生の中でここまでは母と向き合える時間が訪れることになるとは夢にも思っていませんでした。

家族一丸となあって頑張りましたが、宣告から9か月後に、、亡くしました。

61歳の誕生日の3日前のことでした。

今思えば、母を中心として家族で過ごしたあの時間は、かけがえのないものでした。

遠いところから誰かから届けられたプレゼントだったような気がします。

今月末で15年が経過します・・・

そう、、

腰痛には重篤な病気が隠されていることがあります。

何しろ、内蔵に近い場所です。

体がシグナルを発しているのが腰痛だという可能性があるのです。

「自分には関係ないや」とは、思わないでください。

素人判断で放置しておくと、取り返しのつかないことが起こるんです。

ですからあなたも、一度は病院で検査を受けて腰痛の原因を調べてみてください。

私がお勧めしたい検査は、MRIと大腸内視鏡です。

この二つを押さえておけば重篤な原因があるかないかが分かり、ひとまず安心です。

あとは自助努力で腰痛は改善に向けることができるはずです。

健康、命があってこその自助努力ですよ!!

不摂生が続くのであれば、食べ物に気を付けたり、歩く機会を増やしたりしてください。

嫌な予感があるのであれば、すぐに有給休暇を取ってください。

そして奥さんに「来週検査を受けてみる」と宣言してください。

40を超えたら体を動かしたり体に入れるものに気を付けるのは当然です。

どうか、面倒でも一度は病院に行って検査を受けて腰痛の原因を調べてください。

そして自分に優しくあって下さい。

ありがとうございます。

 

仙人