体を固くする食べ物を避ける、という発想。
手っ取り早く、食べ物で腰痛は治せないものか?
そんな簡単な解決方法が世の中にないかと調べてみたら、あったんですよ!
口から入れる食べ物が体を作っていますから、体調は食べ物に影響されます。
こと、腰についていえば、体を固くする食べ物を避ける、という発想で食べ物をチョイスしてはどうか、という提案です。
体を固くする食べ物を避けるとなぜ腰に良いのか?
体を固くする、というのは、筋肉を覆っている筋膜を固くする、という意味です。
この筋膜の自由度が失われると体の動きが悪くなり、血行が滞り、体のあちらこちらに痛みが生じてきます。
ですから、筋膜を固くするような成分を持った食べ物を避けることで、筋膜の柔らかさを維持することができて、腰痛の対策になるのですよ。
体を固くする食べ物とは?
それはズバリ、糖質です。
筋膜とはコラーゲンでできている繊維です。
鳥のモモ肉を指で広げると白い筋のような膜がありますが、あれが筋膜です。
人間の体の筋肉の表面にもああいう白い筋のような膜がたくさんあるのですが、この成分はコラーゲンなんですよ。知っていましたか?
そしてこのコラーゲンが糖と結びつくと、糖化コラーゲンとなり、繊維が硬くなってしまうという研究結果が出ています。
筋膜リリースが流行っていますが、毎日の食事で糖の摂取に気を付けてゆけば、筋膜は柔らかくすることができる、というアイデアなのです。
糖質はすべてダメなのか?
ペットボトルのウーロン茶の宣伝で、「すべての食べ物は糖と油でできている」というようなキャッチコピーがありましたが、確かにあらゆるものが糖質を含んでいますね。
炭水化物は分解されて糖になりますから、糖質のすべてがダメだとなると、腰の悪い私たちは何にも食べられなくなってしまいます。
そうではなく、糖質を含む食品であっても低インシュリンの食品ならばよい、とされています。
低インシュリンとは低GIとも表示されますが、食後の血糖値が急激に上昇しないことを言います。
低インシュリンの食品とは
こちらはダイエットのサイトですが、低インシュリン食品の一覧表が掲載されていてとても参考になります。
一覧表を見ていて低インシュリン食品を見分けるために避けるべき食品を見極めるコツがいくつかあることに気づきました。
- 精製された食品はダメ。
- そば以外の麺類はダメ。
- とにかく、砂糖が入ったものはダメ。
- 野菜はニンジン、カボチャの取り過ぎは危険。
- イモは意外にサツマイモだけがセーフ。(他のイモはダメ。)
クロワッサンの中にチョコレートがくるまっている、某有名喫茶店のあのメニューは、高インシュリンかつ高カロリーで、体にとっては最悪ってことになりますねぇ~残念(´;ω;`)ウッ…
まあ、一覧表を記憶できる余裕がなければ、この法則さえ覚えておけば大丈夫だと思います。
是非参考にしてみてください。
ありがとうございました。
腰痛へっちゃら仙人