あたたっ・・間隔が狭まってきた・・・

歩くと腰がしびれる・・

40代後半から50代になるころから、女性の間で「歩くと腰がしびれる・・・」という症状が増えるようです。

今までこんなことなかったのに、更年期だろうか・・・

若いころには何でもなかったのに、、買い物に行くくらいの距離でも歩くと腰がしびれてくると、悲しくなりますよね。

実は、この症状、女性だけでなく、40~50代の男性サラリーマンにもとても多いのです。

心当たりのあるあなた!

でも、自分で改善する方法もありますから、気を落とさなくても大丈夫♪

ちゃんとこのページでご紹介しまーす!

この歩くと腰がしびれるようになる症状は、加齢によって生じる脊柱管狭窄症の可能性があります。

脊柱管狭窄症とは

脊柱管狭窄症については腰痛ナビが図解入りで詳しかったのでご紹介しておきます。

脊柱管は背骨の後ろ側を通っているビニールホースほどの太さの管です。

年を取るとこの管の太さが様々な理由でやせ細ってきます。

すると中に通っている神経の通り道が圧迫されて、腰痛が起こったりしびれが発生するという症状が起きます。

これが脊柱管狭窄症です。

脊柱管が狭くなる様々な理由とは?

あなたの症状はひょっとすると、、

歩き始めは何ともないけど、しばらくたつと腰が痛くて足がしびれて歩けなくなる・・・

少しスーパーや公園、駅なんかのベンチで休んでると楽になって、また歩ける。。

こんな症状じゃありませんか??

脊柱管が狭くなるには様々な理由があるとお話ししましたが、加齢で起こる原因のパターンについて整理しておきます。

変形性脊椎症による椎体の骨棘(椎体外側にできる骨の棘)

椎間板と後方の左右一対の椎間関節により脊柱の動きが可能になっていますが、これらが退行変性した状態を言います。椎間板が変性するとその異常な動きを止めるように骨棘(ほねのとげ)が形成されます。

変性すべり症

腰椎には馬尾神経を入れた硬膜管が通っている孔があり、これを脊柱管といいます。
「すべり症」では腰椎がずれることによって脊柱管が狭くなり、馬尾神経や神経根が圧迫されて症状が出ます。

参照先:公益社団法人日本整形外科学会

https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/spondylolisthesis.html

椎間板の膨隆

加齢で脂肪変性を起したり椎体間に力が加わり外へ膨隆したりで馬尾神経にさわれば腰痛の原因になります。

黄色靱帯の肥厚

年齢を経るごとに背骨に負担がかかるので椎間関節が変性し、黄色靭帯が肥厚し、椎間板が飛び出してきます。

参照先:名古屋大学大学院医学系研究科脳神経外科
https://www.med.nagoya-u.ac.jp/neurosurgery/intro/group4_5.html

椎間関節の肥厚変形など

背骨に加齢に伴う変化が加わることが原因で脊柱管の狭窄が起こります。

これもやはり老化現象の一つで、年をとると多かれ少なかれ脊柱管は狭くなっていきます。

参照先:大日本住友製薬

http://kanja.ds-pharma.jp/health/koshimage/qanda_01.html

 

 

以上、脊柱管狭窄症になる原因をまとめてみましたが、

「少し座って前かがみになると楽になる。」

というのなら、それは、間欠性跛行(かんけつせいはこう)という状態です。

放置しておくと体のだるさが抜けなくなり、何をするのも疲れやすく、血行不良につながり悪循環。

ますます腰が悪くなります・・・

そこでお勧めしたいのが、ひざ抱えストレッチで血行を良くする方法です。

上に挙げた原因のいずれかで加齢とともに脊柱管が狭くなって神経を圧迫しているならば、膝を抱えて腰を丸めて伸ばすストレッチで血行を改善することができます。

このストレッチを毎日やることで血行の良い状態が保てますから、症状が改善することも期待できます。

私が以前通っていたカイロプラクティックの先生もお勧めのストレッチでした。

是非お試しください♪

 

ありがとうございました。

 

腰痛へっちゃら仙人