柔らかすぎるマットレスで動きが取れなくなるイメージ

低反発は体を包み込んでくれるから気持ちいいのに・・・

低反発マットレスって、実は気持ちいいんですよねぇ~

以前、私も低反発マットレスを使っていましたので、あの体をふんわりと包み込んでくれる快適さを十二分に理解しています。

寝心地を例えるなら、、スキー場の新雪の積もった部分にダイブして横たわった気持ちよさとでも言いましょうか・・・

体の形に合わせてきれいに成型されるので、本当に包み込まれる感じです。

でも、気持ちよい寝心地なのに、低反発マットレスは腰痛対策用としてはお勧めされていません。

腰をいたわるように体全体を包み込んでくれるマットレスなのに、なぜ低反発マットレスは腰痛対策に向いていないのか?

それは、低反発マットレスは寝ている間に体が動かせなくなるからです。

低反発マットレスのコンセプトとは

腰痛対策として私もお勧めしている、高反発マットレス。

マットレスの反発力を使って腰の沈み込みを適度に上に押し返しながら、マットレス全体に体の重みが分散するように設計されています。

それに対し、低反発マットレスは、重い腰部分が沈み込んだら、体全体も同時に沈み込ませることで体圧分散を図ろうとしています

狙っている効果は「体圧分散」なんですが、高反発マットレスが「体を押し返す」のに対し、

低反発マットレスは「体を沈み込ませる」というのが設計コンセプトです。

低反発マットレスの向いている人は?

横になってみるととても気持ちの良い低反発マットレスですが、腰痛対策としてはいかがなものかと思われます。

それは先にもお話しした通り、低反発マットレスは寝ている間に体が動かしづらくなり、重い部分が沈み込み、特に腰部分の血行が悪くなるからなんです。

血行不良が起こると筋肉が硬くなり、腰の炎症が起こりやすくなります。

では、低反発マットレスが向いているのはどんな人か?

それは、体を動かすことが辛い人です。

眠りたいのに横になること自体が辛いくらい体中や体のどこかが痛い場合には、低反発マットレスは適しています。

血行不良は解消されませんが、それよりも睡眠をとること自体を優先したい場合には低反発マットレスは適していると思います。

例えば腰痛持ちの場合、

ギックリ腰が起こってしまった日には低反発マットレスの方が確かに眠りやすいんです。

ですが、もし低反発マットレスを使うのであれば、その日一日にしたほうが良いでしょう。

できるだけ早いうちに体を動かせるようにしないと腰痛は改善しないからです。

動かさずに温存して痛みを避けるようなことはあまりお勧めできないのです。

腰痛改善ならやはり高反発マットレス

もしあなたが比較的体が順調で、腰痛を改善したいというのであれば、普段は反発力で体圧分散をする高反発マットレスをお使いになることをお勧めします。

ギックリ腰がしょっちゅう起きるというならば、しっかりとストレッチで体のメンテナンスを行いましょう。

それには4つのストレッチを毎日行うのが良いです。

※4つのストレッチはこちら

それで毎日の睡眠は、体を動かしやすく寝返りを打つことが快適な高反発マットレスで眠る。

⇒お勧めの高反発マットレスはこちら

できるだけ自分の力で腰痛を改善してゆくことが、健康を維持してゆくことにもつながっています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

腰痛へっちゃら仙人