食物は体に影響を及ぼすのか?
「しょうがは体にいいから食べたほうがいい!」って風邪ひいたときに母親から言われたことありません??
私はそう言って無理矢理味噌汁に入れられるのが嫌で嫌で仕方なかったのです。。
わたしはこのブログを書くようになってからしょうがのすごさを知りました。
そこらの八百屋やスーパーで簡単に手に入るしょうがですが、まさに薬効がある奇跡の食材、と言っても差し支えないのではないでしょうか。
あのころから知っていれば進んで自分からしょうがを食べて、もっと丈夫な人間に育っていたかもしれません。
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ですが、私は幼いころから最近に至るまで、なんでも「体にいいから食べなさい」という話には疑問を持って生きてきた素直じゃない人間でした。
それは、こんなものをちょっと食べたところで、自分の体に変化が起こるはずがない、という神話が働いていたからです。
具体的にたとえばしょうがでいうなら、
- しょうがのどんな有効成分がどんな理由で体に良いのか。
- 仮にその有効成分が体に良かったとして、しょうがに含まれる程度の量で体に作用するのか。
ということでした。
体にいい、というのが頭ではわかっていても、一度に摂取するせいぜい小さじ一杯程度のすりおろししょうがでどの程度の作用を及ぼしているのか。
例えば、風邪を治すほどの効果があるのか。
シミを消すほどの効果を出すにはどれだけ食べたらいいのか。
私の場合こんな具合ですから、食事に含まれているビタミン、ミネラルなどが、口、消化器官を通して血液の中に運ばれ、体の健康に作用するということがまるでイメージできませんでした。
しょうが湯が腰痛改善に役立った例
どんな科学的な根拠を説明されるよりも、実際にその食物を摂取して体が良くなった、という体験談が一番説得力がありますね。
ということで、雑誌の投稿でしょうが湯を飲んで腰痛が改善した、という話を拾い読みしましたのでご紹介します。
その方は70代後半のお年寄り。
5年前に連日の雪かきで腰を痛めてしまい、その後痛みが慢性化。
整形外科に通院し、ブロック注射などを試してみても一向に改善せず「年齢だからしょうがない」とかたずけられてきたとのこと。
外に出て歩くのもつらくなり、ほとんど自宅で寝転んで生活をするようになってしまったとか。
そんな折、有名健康雑誌で読んで知ったしょうが湯を自宅で作って毎朝飲んでみたら体調が良くなり、どんどん体の奥から力が湧いてきて、みるみるうちに元気になったとか。
そして、日常の歩行が楽になり、次第に坂道を上がることもできるようになったというのです。
以前では考えられなかったことがしょうが湯を飲むようになってからできるようになったというのです。
それと、1980年代の陸上の王様、カールルイスは不調時にしょうが湯を毎日飲んで辛い腰痛を治したそうですよ。
熱したしょうがの効能とは?
生のしょうがにはジンゲロールという成分が含まれています。
ジンゲロールは血管拡張作用がある成分ですので、痛い腰に直接塗る方法で有効だったというお話をしました。
ところが、しょうが湯になりますと、生のしょうがに熱が加わることになります。
しょうがを熱すると、ジンゲロールはショウガオールという別の成分に変化します。
ショウガオールの効能は体を温め、鎮痛作用、肩コリ、関節痛などの緩和が期待できるとされています。
一日の適量は、
「適量」の目安としてはスライスした生姜で1日6枚ほど、重さにして10グラム程度
だそうです。
参考:サプリメント大学
しょうが湯にはちみつを混ぜる理由
まあちょっと蛇足ですが、、よく、しょうが湯ははちみつを混ぜて飲まれますね。
お年寄りははちみつしょうが湯にして召し上がっている方が多いようです。
このはちみつを入れるという行為も薬効を期待してのことなのでしょうか?
念のためはちみつについても調べてみましたが、直接腰には関係なさそうです。
お年寄りに関係があるとするならば、以下の2点でしょう。
- 甘みと香りで味を調えるので、おいしくなる。
- 吸収の速いブドウ糖は長く効率よく働くエネルギーであり、体と脳の疲労を回復してくれるので、心身が活発になる。
参考URL:http://tcnkenko.azurewebsites.net/honey-19.html
ということで、余計なことも調べてみましたが、はちみつは砂糖を入れるよりはよっぽど体に良いようです。
砂糖はいいことないから食べるのをやめましょう。
ということで腰痛改善には、はちみつしょうが湯がおすすめです!!
ありがとうございました。
腰痛へっちゃら仙人