腰痛ストレッチで地獄を感じる瞬間(;’∀’)

このタオルで足上げストレッチではタオルを用意し、仰向けで寝た状態で左足のつま先にタオルをひっかけ、ゆっくり左足を延ばします。

足の裏が天井を向く状態にすることが目標です。このまま6回深呼吸を行います。

私は4つのストレッチのうち、このストレッチが一番きつかったです(;’∀’)

まさに地獄、、と呼びたくなるほど、辛いストレッチでした。

通常ストレッチでは「リラックス」「脱力」が必須でして、このタオルで足上げストレッチもリラックスしてやることが必要です。

ですが、ストレッチする部分が痛過ぎて、痛みに耐えるために全身に力みが入ってしまいます。。

痛すぎて毎日やるということが負担に感じるストレッチでした。

習慣化しようとすることに「苦痛」が伴うと、行動を起こす前にブレーキがかかります。

このタオルで足上げストレッチの痛みは私にとって習慣化する障害となりそうな予感がありました。

これだけでなく、4つのストレッチすべてをやるのが嫌になってしまいそうな予感でした。

ですので、意識して「負担にならないように軽くやる」ということを優先して行いました。

何でも「気持ちよくやれることしか続かない」というのが私の人生観です。

嫌なこと、苦痛なこと、やらされる仕事はやりたくありません。

まあ、それは置いておいて、、、

腰痛対策には足の背面側の筋肉を緩めることが重要

このタオルで足上げストレッチは両足の背面を伸ばすストレッチです。

昔は学校で体躯の時間があれば、必ず「アキレスけん伸ばし」を行いましたね。

あれの強度を増したものがタオルで足上げストレッチです。

タオルを片足に引っ掛けて足の裏が天井に向くように膝を伸ばしてみると、、、

下腿三頭筋(いわゆるふくらはぎ)からハムストリングス(太腿の背面)が一気通貫で伸ばされ、おまけに足先や足の甲までがジンジンしてきます。

いずれも足の背面側の筋肉です。

これらの筋肉は武術やスポーツでは「達人筋」と呼ばれる筋肉の一群です。

スポーツや武術の達人はここを使って動くのがうまいので「達人筋」と呼ばれているそうです。

私は以前、道場で武術を習っていましたが、先生が「太ももは四頭筋を鍛えず、ハムを使え」と口癖のように言っていました。

運動の機序はわかりませんでしたが四頭筋を使うと、動きに力みが入り相手に読まれてしまう。また、四頭筋を使うと足だけしか使えないが、ハムを使うと全身の動きになるのだそうです。

おそらく背中側とつながっている筋肉を使ったほうが、効率よく大きな力が出せるしスピードもはやいのでしょう。

私は何かの達人だ、というわけではというわけではありませんが、このハムストリングスがめちゃくちゃ凝っていました。

また、下腿三頭筋は「ヒラメ筋」という呼ばれ方が最近なじみ深いですね。

一時期、ヒラメ筋にシップを張ると疲れが取れるという宣伝をテレビでも見かけました。

このヒラメ筋は要領の割には密度が濃く、瞬発力の強い筋肉と言われています。

足先の血液を心臓に戻すポンプの役割もしており、「第二の心臓」とも言われています。

私は、このヒラメ筋のコリが半端なかったのです(;’∀’)

いずれにしてもこのハムストリングス、ヒラメ筋が凝っているのは私の場合はおそらく毎朝ランニングを習慣にしているからではないかと思います。

運動の後にしっかりストレッチを行っていないから疲れがたまっていたのだと思います。

ですから、このストレッチの痛いこと痛いこと(;’∀’)!!

最初は痛すぎて全身に力が入ってしまい、リラックスができませんでした。

ところが不思議なもので、毎日やっていると体は柔らかくなってきます。

少しずつですが次第に足の角度が上向いてきて、リラックスしながら深呼吸をするのが気持ちよくなってきました。

そして腰痛とは無縁と思っていたこの筋肉群を緩めていたら、腰からくる足全体の疲れも取れ、翌朝目覚めたときに下半身が軽くなっていることに気づきました。

 

仙人