ムカつく整形外科医

腰痛が辛くなると大体マッサージに通っていたのですが、ある時奮起して整形外科を受診し、それ以降は不安になると度々受診しました。

そして結局は整形外科に行って検査をしても、異常なし。

レントゲンの後、MRIまでやったのですが、どこにも異常はないといわれました。

異常はないと言われても、痛みはあります。その痛みなら「薬飲めば大丈夫」というのが先生の言葉でした。

診察の間、先生は私の顔を一度も見ることはありませんでした。

残念ながら腰痛を扱っている整形外科の先生の印象というのは大概こういうものですし、どこへ行ってもこのような扱いしかされませんでした。

当時はただの運動不足だと思っていました。やはり、自分がいけないから先生も冷たいんだと・・・

「腰に負担がかからないような運動を続けてみてください。」と言われたので、「例えばどんな運動ですか?」と聞くと、「水泳が膝にも優しいですから良いです。」と。その時も先生は人の顔を見ませんでした。

悔しいので、もちろん水泳もやりました。ジムに入会して毎週、多い時で週3回通いました。

痛みはじめには痛み止めを飲み、ロキソニン湿布も貼りますが、その場は良くてもまたすぐに痛みが戻ります。

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こんな生活を続けていたら一体どうなるんだろうと不安に思っていた時に、リハビリセンターの先生に、「腹筋と背筋をバランスよく鍛えればいいんですよ。」と言われたことに少し希望を感じました。

体幹を鍛える

腰の悪い人は背筋側に意識が集中してしまい、背筋だけで体を立たせようと頑張ってしまう。

すると余計に腰に負担がかかってしまうので、腰痛は改善しなくなり悪循環に陥ると。

ならば、体幹全体の筋肉をバランスよく使って楽に立てる体になればいいのだという理屈でした。

私は「体幹」という概念をその時初めて聞いて知ったのです。2007年くらいのことでした。

それから体感トレーニングというカテゴリーで書籍を探し出し、自主トレーニングに励みました。

腹筋側を鍛えればいい、と思い込んでいたのですが、体幹全体には腹直筋以外にも鍛えるべき細かい筋肉がたくさんあり、すべてがバランスよく整えられることで美しい姿勢が作られるということを知りました。

美しく立てるようになることが腰痛改善につながる、というような内容の本でした。

女房がバレエをやっているので、湯上りに一緒にやりました。

体幹トレーニングの悪いところ。それは地味で鍛えている実感がないところです。

それでも3週間は毎日続けました。

結果として腰痛は良くなりませんでしたので、3週間でやめました。

体幹を鍛えることは大事なことだとは思えましたが、腰の痛みの原因を除去する方法としては遠回りではないかというのが私の結論でした。

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腰痛へっちゃら仙人