一つのポーズを何秒維持すればいいのか?

腰痛を改善するための習慣。

それは、4つのストレッチを寝る前に10分間をかけて行うこと。

すると、腰回りの関節が柔らかくなり寝返りを打ちやすくなるので、睡眠中の血行不良を防ぎ、腰の負担が減り、腰痛改善につながるというのがこのサイトでお勧めしている方法です。

1種類のストレッチを3セット行いますが、一つのストレッチのポーズを1セットで何秒間くらい維持すればよいのか?

いくらストレッチが体に良いからと言って、延々とやり続ければよいかというと、そんなことはないようです。

縮んで固くなった筋肉を伸ばして柔らかくするのがストレッチですが、同じ姿勢を続けていると逆に硬くなってしまいます。

5分も10分も同じ姿勢をとることは良くないのです。

私が勧めているのはためしてガッテンで紹介されていたのと同様で、1セットの長さは「深呼吸6回分」。

何秒と数えずに、あなたのリラックスした状態で深呼吸6回分です。

これがミソです。

なぜ深呼吸の回数で数えるのが良いのか

では、「このポーズで20秒維持してください」などと時間でカウントせずに、ポーズを維持する時間をあえて深呼吸の回数にすることに意味はあるのでしょうか?

それは、「リラックスのため」の一言に尽きると思います。

ストレッチのポーズをしていても、リラックスしていないと筋肉は伸びません。

何秒、、なんて数えていると、時間のカウントに気が取られ、呼吸が止まってしまい、体が硬くなる。

だから、「1セットは深呼吸6回分」とだけ記憶しておけばいいのです。

何も考えずに、呼吸6回分を1セットとして、それを3セット行う。

とだけ覚えておけばよいのです。カウントする余計な仕事がなくなり、気が楽になりますよw

実際にあなたも試してみてください。

4つのストレッチを1セット深呼吸6回分を3セット。

ほとんど、瞑想に近い状態になります。

目を閉じて行えば、その日の気持ちまでリセットできる至福の時間に変わるでしょう。

NHKのためしてガッテンでこのストレッチを紹介してくれた山口先生はここまでの効果を考えていて「深呼吸6回」といったかどうかは定かではありません。

ですが、「何秒間」と言わず、敢えて「深呼吸6回」とおっしゃったことには深い意味があると私は感じました。

時間を考えたり縛られたりせず、あなたのペースでリラックスした時間を過ごしてほしい。

リラックスこそが自律神経を落ち着かせ、副交感神経を優位にし、血行を良くする。しかも並行して腰の稼働にかかわる筋肉を緩めてゆくことができる。

それをすべて包含するには「深呼吸6回」という表現がまさにベストだと思うんです。

仙人