こんにちは。腰痛へっちゃら仙人です。

サイトへご訪問いただき、ありがとうございます♪

私はアラフィフ、都内の会社に勤務する
サラリーマンです。

腰痛で毎日つらく、うつになりかかっているほど
悩んでいるあなたに、ぜひ読んでいただきたいのです。

どうぞよろしくお願いします。

私は学生の頃、柔道をやっていて、
練習中に腰を痛めました。

当時はまだ痩せていて、柔道自体は強くありませんでした・・

体重は50キロ台前半の軽量級でしたが、
部活の練習中、100キロ近い先輩に背負投をかけたところ、
上から潰され腰から背中にかけて、

「バキバキバキッ!」

っという音とともに身動きが取れなくなりました。

当時はそれほど痛みを感じなかったように
記憶していますが、腰椎の一箇所に違和感を感じるようになりました。

恐らくそれが、30年以上たっても
いまだに変わらず疼く腰椎4番5番間の左側。

私の人生の中での「腰痛」との出会いだったと思います。

以来、社会人になってからぎっくり腰になり、
慢性的な腰痛を持つようになりました。

ぎっくり腰は頻繁で、年に2回くらい起こしていました。

「どうして俺だけこんなにつらい目に合わなくてはならなんだ・・・」

20代の週末、若い男女の社員同士でゴルフやテニスに興じている
楽しそうな同僚たちが憎らしくて仕方なかったです。

「俺はそんなことに興味ねぇし・・・」

という突っ張った態度をとって、
内心は疲れきっていました。

コミュニケーションのハンデを持たされてしまったようで
また、そんな私を気遣ってくれる優しい女性社員がいると、
情けなくて泣きたい気分になることもありました。

ぎっくり腰で一週間くらい休んだ後、

先輩が冗談で、
「仙人はポンコツだから女を幸せにできねぇなぁ」

などというと、部の中で笑いが起きました。

当時好きだった子が一緒に笑っているのが辛かったですが、
その場で私は自虐的に笑うことしか出来ませんでした・・・

若い時には体力でごまかせる

30代になってこんな私と結婚してくれる女性が現れ、
運良く子供に恵まれることが出来ました。

私をポンコツ呼ばわりした当時の先輩の
鼻を明かしてやりたいと思いましたが、
その時点でその先輩はリストラで退社していまい、
連絡をとることができませんでした。

結婚翌年には子供にも恵まれました。

待望の娘が生まれました!

これで私の人生は上昇気流に乗れると思ったのですが、
腰痛の方は改善しませんでした。

20代では単なる「突発的な腰痛」で
その場の対処をすれば何とかなっていましたが、
30代では慢性的な痛みになってゆきました。

会議では10分以上座っていることができません。

座っているのが辛いので、
机仕事には集中することができません。

寝ていても体の置き場に困ることもありました・・・

「腰椎ヘルニア」と診断される

人生何回目かのぎっくり腰が起きた30代前半、
女房に勧められ、整形外科にゆきました。

そこでMRI、レントゲン等かなり精密な検査を受け、
腰椎ヘルニアと診断されました。

腰椎と腰椎との間に「椎間板」と呼ばれる
軟骨のようなものがありますが、
それが腰椎断面のフレームからはみ出て、
神経を圧迫しているのです。

本来レントゲンでは白く写るはずの椎間板が、
真っ黒になっていたレントゲン写真をみて
かなりショックを受けました。

「先生、このヘルニアは治るんでしょうか?」

「仙人さん、ヘルニアは治りませんよ!」
と何故か妙に明るく言われ、
拍子抜けしながらガックリ来たことを覚えています・・

今思えばこの外科の先生は
独特のコミュニケション力を持っていて、
あらゆる患者さんの心の状態をみながら、
明るく接してくれていたんだなと感じられます。

でも、その当時、明るく接してくれたからといって、
絶望の淵から救い出されたわけではありません。

人生そのものに失望感を持ったような気持ちになりました。

そこで、さらに、その先生から衝撃の一言を聞かされたのです。

腰痛持ちに対する先生の衝撃の一言

落ち込んだ人を優しく包み込むよな言葉で、
心を癒し、励まし、勇気づけるのが
ホスピタリーティーを兼ね備えた優れた医師のする態度だ、
と私は信じていたのです。

ところが、その先生が、
落ち込む私に追い打ちを掛けるようにかけた言葉とは、
まったく真逆の響きを持っていました。

「ダメなものはダメなんです。諦めて下さい。
早く気持ちを入れ替えてヘルニアや腰痛と
仲良く付き合える人生にシフトしていって下さい!」

私は、こう言われた瞬間、
傍にあった他の患者のカルテを掴み、
上段から思い切り医師の頭に向かって振り下ろしたい
衝動に駆られました。

頼りにしていたこの世で最後の人に
見放されて、「絶望」を感じる一瞬でした・・・

腰痛持ちが女房の言葉で奮起

「なんて優しくない医者なんだ!!」

私は自宅に戻り、落ち込みながら、
その医者に対して怒りが収まらず、
女房にグチグチグチグチと文句を言っていました。

女房から紹介された病院だったので、
普段他のことならあまり表立って文句は言えないのですが、
この時ばかりは怒り心頭に発し、夕食前なのに
1時間以上グチグチ言っていました。

そこで、散々わめいた後、
女房から言われました。

「辛い思いをさせてごめんね。

辛いけど・・・
受け止めなくてはいけない現実かもね。

誰かが気づかせてくれないと考え方を変えられないから、
そういう言い方をしたのかもよ。

気づくなら早いほうが得じゃん。」

私は言葉がなくなりました・・・

体の中に起こってしまったことは、
誰のせいにも出来ないんです。

人は困難に出会った時に、
誰かのせいにして自分を、
自分の心を守りたくなります。

自分のせいではない、自分の責任ではない、
こう思うことで、ラッキーにお気楽に
生きてゆきたいんです。

でも、これは誰のせいにも出来ない、
自分が受け止め、長い人生の中で
自分の力で解決してゆかねばならない問題なんだ。

ちょっと大げさかもしれませんが、
私はこの時、
自分の人生を作るのは自分なんだ、
と感じたんです。

そこで、私は一大決心をしたんです。

続きはまた書きます。

 

ありがとうございました。