寝すぎた朝に腰が痛くてたまらない
私は以前、目覚ましをセットしないで、自然に目覚めるまで寝ていよう、、なんていう日曜の朝は結構腰が痛くなっていることがありました。
腰椎の椎間板がレントゲンで黒く映っていた時に、先生から言われていたのは、
「椎間板のためには睡眠不足は禁物ですよ。」
言いつけを守ってしっかり睡眠をとっているのに。。
寝れば寝るほど腰に良いんじゃないかと思っていたのに、先生に裏切られた気持ちになりました。
実際、寝すぎが腰に悪さをしているのでしょうか?
寝すぎが腰痛の原因ではない
もう、お分かりだと思いますが、別に寝すぎたことが腰痛の原因ではないなのです。
同じ姿勢で寝ていることが腰痛の原因だったりします。
腰に限らず、体の疲労がたまった状態を改善するのにはしっかりと7~8時間を確保して睡眠をとるべきでしょう。
仮に睡眠時間を10時間以上とったからといって、時間が長かったから腰痛になるということではなく、長時間同じ姿勢を取っていることが腰痛の原因であろう、ということです。
もう少し言えば、私が思うに、同じ姿勢で寝てしまう原因はマットが柔らかすぎるからはないかということです。
私は以前低反発マットを使っていました。
入眠はいいのですが、睡眠中は体が沈み込んでしまうことで、寝返りが打ちにくくなってしまい、特定の部分だけが圧迫され血行が悪くなります。
長時間寝たあとの日曜の朝は大概腰痛が酷くなっていました。。。
朝起きたときに腰の具合が良くない、という症状が続くのであれば、マットを見直してみてはどうでしょうか?
起床時に腰が痛くならないマットの選び方
よく言われるのは、寝ている状態を正面から見た時に脊椎が真っすぐになっていること。
また、横から見た時に腰の前弯がしっかりとれる形状になること。
この状態が腰には一番いいと解説されていることが多いですが、私としてお勧めしたいのは、
実際に寝たときに腰が沈み込み過ぎない硬さがあるマットであること。
どんな寝具を選ぶ場合でも、自分で実際に試してみることが大事ですよ。
体つきは千差万別ですから、理屈で寝具を選ぶのは危険です。
寝具は体感して選ぶ。
値段の安さで言ったらネット通販の方が断然安いですから、ちょっとずるいですが、、デパートの売り場で拝借して試してみてネットで注文する、という方法が一番体にもお財布にも優しいですw(^^;
実際に試してみて、ある程度、自分に合うと感じたマットであれば、そんな厳密に考えすぎなくてもよいと思います。
それよりも大事なのは、ちゃんと血行よく眠れているかということなのですから。
明け方の腰の不調の治し方
何も寝すぎたことが原因で腰が不調になっているわけではないのです。
要は、同じ姿勢で寝続けた結果、腰の血行不良が不調の原因です。
ですから治し方の答えは簡単。
寝る前にちゃんとストレッチをして、寝返りを打てるようにしてゆきましょう。
上に向いて寝るのが腰に良い。
横に向いて寝るのが腰に良い。
いいえ、両方とも合っているようで間違っています。
腰にとっていいのは、寝ながらにして体の血行が良い状態を保てるように、寝方を固定せずに自由に、子供のように寝ることです。
幼い子供や赤ちゃんに腰痛持ちはいません。
心も体も柔らかく、血行が良い状態を保つこと。
寝具や寝方だけにその解決方法を求めるのではなく、いかに自分を自由にしてあげるか。
朝、腰が痛いとお困りだったら、寝る前の心と体の状態はどうだったか?
今一度チェックしてみることをお勧めします。
腰痛へっちゃら仙人