マットレス選びで硬さに悩んだら
腰痛対策でマットレスを選ぶときに、どんな硬さのものを選べばよいか、悩みませんか?
腰が悪い人は「硬めのマットで寝たほうが良い」と言われていますが、硬さの基準はあるのか。
各メーカーでさまざまなブランド名があります。
エアウィー〇、エ〇ー、トゥルー〇リーパー、モッ〇ンなどなど、、それぞれ特徴があるようです。
特徴はいいけど、硬さについて比較ができるような標準規格がないものだろうか?
もし基準があるならば、客観的な比較ができるんだけど・・・
そんな風に思っていたあなたにお知らせです。
調べてみると、ちゃんとありました!
マットレスの硬さに関する基準があるんです。
これを知っておけば、マットレスを購入するときの性能の比較が楽になりますね。
是非とも、各メーカーのセールス的な説明に惑わされずに、しっかりと吟味して自分に合ったマットレスを選んでください。
マットレスの硬さの基準とは
「N」と書いて「ニュートン」という単位があります。
ニュートンという単位でマットレスの硬さを標準化しているのですね。
ニュートン(硬さ) | 硬さ区分 |
100以上 | かため |
60~100 | ふつう |
60以下 | やわらかめ |
出展:日本ウレタン工業協会「JIS K6401 ガイドブック」より
このJIS規格は平成18年2月から導入されていて、同協会では最大厚さ50㎜以上の部分についてはこの基準による品質表示の下げ札を付けることを推奨しています。
自分に合ったマットレスの選び方
腰痛持ちにとって、マットレス選びで大事なのは、腰が沈み込み過ぎないことですね。
腰が沈み込むくらい柔らかいマットレスだと、寝ている間の重みが腰に偏り、炎症を起こすことになります。
かといって、硬すぎるマットでもよくありません。
横向きで寝る場合、仰向けで寝る場合いずれでも、脊椎が腰から首まで真っすぐに保てるような硬さが「丁度良い」とされています。
すると、それぞれの体格や体重で条件は変わってきます。
この、「自分の腰に合った丁度良い硬さのバランス」がマット選びには大事なんですね。
そのためにはとにかく、デパートや家具屋の寝具コーナーで、実際に自分で横になってみることをお勧めします。
みんなが「腰には硬めのマットレスが良い」と言うから、、、といってもあなたの体に150ニュートン以上の硬さのマットレスが合うかどうかはわからないわけです。
このニュートンと言う単位はあくまで参考にすればよいと思います。
寝てみたときの体感を数値で判断できることは安心につながりますよね。
ありがとうございました。
腰痛へっちゃら仙人