屈強な整体の先生に首を預ける恐怖・・・

たまに整体で体の骨をボキボキ鳴らしてくれる先生がいますが、あのボキボキ音について。

体を調整、改善するために、あのボキボキ音って、意味があるのでしょうか?

私が得た結論としては、

整体の時に鳴らすボキボキ音は体の調整や改善にとって意味はなくても、各関節の可動範囲内で無理なく動かしているうちに鳴るのであれば、無害である。というものです。

私の通っていた整体では、必ず首の骨の調整と言って、頭蓋骨を左右に一度ずつ捻って「ボキボキッ!」と鳴らします。

空手をやっている先生で、体は大きいし、顔も怖いので首を預けるのが最初は怖かったのですが、リラックスしているとなんということもなく終わり、治療後は意外とすっきりしています。

ですが、このボキボキ音を鳴らすこと自体に、体の調整や改善の意味があるのだろうか?

疑問に思ったもので少し調べてみました。

ボキボキ音が鳴る理由は解明されていない

意外だったのは、このボキボキ音の正体は、この現代科学をもってしてもまだ解明されていないのだそうです。

いろいろな説があります。

関節の間にある気泡がはじける音。

硬くなった筋肉が動くときの音。

骨そのものがきしんでいる音。

などなど、どれももっともらしいですが、いまだに解明されていない音だったとは驚きでした(;’∀’)

私が寝る前にストレッチしているときにも、毎度2回、同じポーズをしたときに鳴る部分があります。

1回は右に腰をねじるストレッチをしているときに左側の腰椎のどこかが鳴っている感じがします。

もう1回はひじ立て+膝曲げストレッチをしているときに、腰椎のどこかが一瞬グギッ!と動くときがあり、その時に「ボキッ!」と鳴ります。

いずれも、私の体の中で一番動いていない、腰椎4番、5番あたりの感覚なのです。

ストレッチが終わった後はとても調子が良いので、私としては動いていない場所が動いた時に鳴る音、という位置づけで毎日お付き合いしています。

ですので、私としてはあのボキボキ音については、

筋肉が硬くなってしまって、関節が本来の可動範囲を動けなくなっているところを無理なく動かせるようにするときになってしまう音であれば無害であろう、という結論です。

特に炎症が起きる気配もないし、逆に調子が良いので、あまり無理な方向へ力づくで捻ろうとしない以上、筋肉や神経を痛めることってないんだろうな、と思っています。

手だって同じです。

しばらくパソコンを打って開きっぱなしだった手のひらを、グーパーグーパーするだけで、「ボキボキ」鳴っていますから、動いていない個所を動かすときの音、として付き合っていけばよいだろうと。

「ボキボキを鳴らし過ぎると関節が太くなる」なんて話もありますが、あれだってあまり根拠はなさそうです・・・

きっと体中のどこもが同じですね。関節と筋肉の動きの悪いところを動かすと、ボキボキなりますから。

肩甲骨、肩、膝、肘などなど。

鳴らすのが癖になって、炎症になるほど無理矢理力を入れて曲げなければ大丈夫だと思います。

これが私の今のところの結論です。

だって、ストレッチで調子がいいですから。

ありがとうございました。

 

腰痛へっちゃら仙人