腰痛解消!快眠枕を手作りする方法

それでは、NHKのためしてガッテンの2016年11月に放映された腰痛解消!快眠枕を手作りする方法についてご紹介します。

別の記事でご紹介した4つのストレッチを寝る前に行ってからこの手作り枕で眠れば、寝返りを自然に打てるようになり、腰の痛みが改善します。

NHKが番組中で行った実験でも6人中4人に効果があるという結果でした。

<用意するもの>

1.かための座布団1枚

使い古して中綿が硬くなったものがよい。厚さ3~4センチ程度。

2.幅50センチ以上のバスタオル数枚

矢沢永吉タオルクラスのものが必要です。

<腰痛解消!快眠枕の作り方>

1.座布団の上に畳んだバスタオルを乗せる。

この時、座布団の端とタオルの端をきちんと合わせ端っこを直角にしてください。

2.この角をしっかり肩口に当てた状態で、横向きに寝る。

顔の中心を通る線が、布団とほぼ平行になっていれば、ベストな枕の高さです。

力を入れなくてもコロンと首が回るので、寝返りが 打ちやすくなります。

<この方法のポイント>

1.身の回りにありそうなもので手軽に行動しようとしている。
2.横向き時に顔と体の中心線が一直線になるように調整できる。

ということで、身の回りのもので即行動!今晩からでもすぐに実践できるように紹介されているものだと思います。

<この方法のデメリット>

1.用意するものが意外と普通の家にはない。

固くなった座布団にせよ、幅50センチのバスタオルにせよ、普通の家庭には置いていない。マンション住まいですと最近は客間は和室でないタイプの方が多いですから座布団を置いてないおうちもあります。幅50センチのバスタオルは我が家にはたまたま矢沢永吉コンサートに参戦した時に買ったのが1枚ありましたが、複数枚必要となると結構な負担となります。

2.座布団があったとしてもベッドでは使えない。

座布団の一般的なサイズは銘仙判(めいせんばん)と呼ばれるものでヨコ55cm×タテ59cm。ベッドの長さ200cmのサイズでは枕のサイズとしてはオーバースペックとなります。足がベッドからはみ出るか頭がつかえてしまい使えない。

3.高さをタオルで調節できるが、崩れやすく毎日の手間になる。

寝相が悪くなるために作る枕ですから、朝起きる時までにそのままの姿でキープできるとは限りません。寝ている間に崩れてしまうと細かいストレスになります。

ということで、意外と実践するには手間になりますね。

以上、この3つの理由でおそらくこの腰痛解消!快眠枕を手作りして実践できるのはベッドではなく敷布団でお休みになる場合に限られます。また、和室のある古い家で大家族ではないでしょうか。座布団もバスタオルも豊富にある和室の環境と言えば田舎の大家族でしょう。

私のようなせせこましい生活をしている環境ではちょっと実践が難しいです(^^;

ということで、ベッドでも同じ環境を作り出すには専用枕を買ってしまうことがおススメです。